サンゴは、イソギンチャクやクラゲと同じ刺胞動物と呼ばれる「動物」のこと!
小さな個体がいくつも集まって群体を形成しているよ。
一つひとつのサンゴはポリプと呼ばれる本体と石灰質の骨格の部分でつくられている。
サンゴの体の中には褐虫藻という植物プランクトンがたくさん!
ポリプには触手に囲まれた口があり、ここで摂食や排泄、産卵などを行う!
細胞内には藻を共生させ、互いに補い合って生きているよ!
サンゴ礁とはサンゴがつくった石灰質の骨格が、長い時間をかけて積み重なり海面近くまで高くなった「地形」のこと!
サンゴはそこに存在するほかの生物や水中の栄養分など、さまざまな要因を受けながら、生態活動を行っている。
現在、世界で見られるサンゴ礁は5000年以上生きているものが多く、分布範囲は、世界100カ国以上の領域にわたり、面積にして60万平方キロを超えるといわれているよ!
世界的にサンゴは、熱帯~亜熱帯海域に多く分布し約800種以上が存在し、日本には約400種のサンゴが生息している!
サンゴが多く生息する場所の共通した条件は、
があげられるよ!
世界のサンゴ礁の58 %が潜在的に私たち人間の活動(沿岸開発、生物資源の乱獲、海洋汚染、森林伐採や農地開発に起因する表土の流出など)によって脅かされている。
また、温暖化等による大規模な白化現象や、台風によるサンゴ礁の破壊、食害動物による被害などもサンゴを死滅させる原因となり、サンゴ礁の存亡は国内でも各地で深刻化している。
三井商業.サンゴ礁とは.https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/csr/contribution/environment/activities01/activities01-02.html
DMMかりゆし水族館.2019.1-4.沖縄近海のサンゴとその現状.https://kariyushi-aquarium.com/coral/okinawa/